猫のいざというとき役立つ応急措置法

室外猫

猫はときに予測もつかない行動をすることがあります。そのせいで大怪我をしてしまったという報告も少なくありません。

もしものときのために、適切な応急処置の方法を覚えておきましょう。

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呼吸と鼓動を確認する

猫

猫に意識がない場合、まずは呼吸の有無を確認します。見てもわからないときは、手鏡などを猫の口と鼻にあててください。

表面が曇ったら、呼吸しているというサインです。

呼吸をしていなかった場合は、心臓が動いているかを確認します。左腕の下辺りに手を当ててみるか、上下に動いているか目で見て確認しましょう。

人工呼吸の方法

  1. まずは猫の頭を片手で持ち、上にそらせて、喉の空気の通りをよくします。舌が気道を邪魔しそうなときは、手で舌を引っぱり出します。
  2. 吹き込む空気が漏れてしまわないように、猫の口を手で覆いおさえます。
  3. 猫の鼻を口の中に入れ、息をゆっくり吹き込んでください。3秒に1度くらいの感覚がベストです。

正しく人工呼吸ができていれば、猫の胸が膨らみます。膨らまないときは、どこからか息が漏れているので、冷静に見直し、もう一度トライしましょう。

心臓マッサージの方法

  1. 心臓がある左側を上にして猫を横に寝かせます。人間は背中側のほうへ座ってください。
  2. 左前足の少し下、肋骨が終わりそうなあたりが心臓のある場所です。片手で心臓をはさむようなイメージで手をあて、1秒間に2回、8回連続で押します。

一区切りごとに心臓が動いているか確認し、動き出したらマッサージを中止しましょう。

力加減は猫の胸が3センチくらい沈む程度です。強くても弱くてもいけません。

痙攣している場合

猫

猫の痙攣は即死につながる場合は稀です。突然の様子に驚くかもしれませんが、まずは冷静に猫の様子を観察しましょう。

慌てて猫の身体を揺すったり、声をかけるのはかえって危険です。

痙攣で動いたことで怪我をしないよう、猫がいる周辺の安全を確保し、痙攣している時間を計ります。

スマホやデジカメで動画を取っておくと、あとで獣医に説明しやすいです。多くの場合は数分でおさまるので、慌てず病院へ行きましょう。

怪我で出血している場合

まずは水で傷口を洗います。出血がひどい場合は、血がある程度止まるまでタオルなどで患部を押さえ、包帯を巻いて病院へ行ってください。

傷よりも心臓に近い場所を包帯やタオルなどで縛ると、止血が止まります。

出血が少なく大きな傷ではないようなら、ワセリンを傷に塗り、ラップを巻いて、その上から包帯を巻き、数日様子を見ます。

毎日ラップと包帯を換えて、化膿していないかなど様子を確認してください。

ヤケドをした場合

猫

全身ヤケドをしたときは、シャワーで全身を濡らし冷やします。水を嫌がって暴れる場合は洗濯ネットに入れて、その上から水をかけましょう。

15分くらい冷やし続けてください。キャリーケースの中にタオルで巻いた保冷剤などを入れ、急いで病院へ向かいましょう。

部分ヤケドをしたときは、氷のうや保冷剤などで患部を15分ほど冷やします。範囲が広かったり、猫が何度も舐めて痛がっているようでしたら病院で診察を受けてください。

猫は毛で覆われているため、ヤケドの範囲を見定めるのが難しいです。すぐにきちんと冷やさないと、数日後に毛ごと皮膚がむけることがあります。


いかがでしたか。応急処置が必要な場面にいつ遭遇するかは、誰にもわかりません。

こんなことが起こるかもしれないと心積もりをしておけば、いざそのときに慌てずに行動することができます。

また、応急処置をした後、少しでも異変を感じたら、すぐに獣医の診察を受けるようにしましょう。

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