猫まんまはあげても大丈夫なの?

猫まんま

かつては猫のエサといえば猫まんまでした。お年寄りの中には、いまでも猫には猫まんまをあげたらいいんじゃないと思っている人もいるくらいです。

けれど、ちょっと待ってください。本当はそれ、とても危険な行為なのです。

猫まんまは猫を早死にさせる

猫まんま

こう聞くとギョッとする人もいるかもしれませんが、これは紛れもない事実です。

猫まんまとは、ご飯の上に鰹節や煮干しをかけたもののこと。

中には、ご飯に味噌汁をかけたものをそう呼んでいる人もいます。

キャットフードがまだそれほど一般的ではなかった昔は、エサ代を浮かせるためにも、犬や猫に残飯を与えていました。しかし、猫は元々炭水化物を食べる動物ではありません。

エネルギーもたんぱく質から得ます。そのため、上手く消化することができず、猫まんまだけでは完全に栄養不足になってしまいます。

また、鰹節や煮干しにはミネラルが多く含まれているため、猫が食べると尿石症や腎臓病の引き金になります。

味噌汁は塩分が濃く、猫の身体に有害な野菜が入っていることも珍しくありません。

このように、以前は当たり前にあげていた猫まんまですが、じつは猫にとってはとても有害な食事だったのです。

キャットフードの発展で寿命が延びた

現在の日本は、子供の数よりもペットの数のほうが多いほどのペット大国です。そのため、キャットフード業界も大きく飛躍しました。

猫の体のことを最大限に考えて作られたプレミアムキャットフードや、適切な栄養がつまっている総合栄養食など、猫の身体に適したフードが開発され、簡単に手に入るようになりました。

1980年の調査では猫の平均寿命は3歳ほどでしたが、いまでは15歳程度にまで引き上げられています。

これにはキャットフードの質の向上が大きく関係していることは間違いありません。

猫まんまも進化している

猫

かつての猫まんまは絶対に与えてはいけませんが、いまでは安全な食材を使って自分で猫まんまを作り、猫に与えている人も珍しくなくなってきました。

各社から猫用の手作りご飯のレシピ本が出版され、検索すると自作レシピを載せている人も少なくありません。興味がある人は、まずはそういったものを見て、チャレンジしてみるといいでしょう。

何が入っているのか把握できるため安心して猫に与えることができ、慣れると体質や体調に合わせたエサを与えることができます。

毎日作ってあげるのは面倒という人は、たまのご褒美にあげるものいいでしょう。


いかがでしたか。このように、じつは猫まんまは猫にとっては身体に良くないものだったのです。それを知らない高齢の方などがあげようとしていたら、必ず止めてください。

今では優れた品質のキャットフードが簡単に手に入ります。猫の身体にあったエサを与え、ぜひたくさん長生きさせましょう。

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