
犬は嬉しい時・喜んでいる時、シッポを振るという分かりやすい表現をします。ですが、シッポを使って表現するのは何も犬だけではありません。猫のシッポは、かなり表現力が豊かです。
猫と一緒に暮らしている飼い主は、この表現はとても共感できるものではないでしょうか?
シッポを《ピンッ!》と立てている
「飼い主さん!ご飯ほしー!」
「飼い主さん!遊んでくれ!」
このように、なにかおねだりしている気持ちの表れとして立てています。
シッポを立てる仕草というのは、元来子猫が親猫に甘える時にする仕草といわれています。ですので、これは飼い主に何か甘えてものをいう言動なのです。
また、興奮した時にこの仕草をすることもあります。
「あー!獲物だ!」
こんな時にちょっかいを出すと、引っかかれる可能性も否めないので注意をしましょう。
プンプンと振っている
気分が悪い時に、このようにシッポを振る仕草をします。
「飼い主さんに怒られて気分わるいよ…。」
いじけた気持ちであるかもしれません。この場合は、もしかしたら反抗心も芽生えているかもですね。
折りたたんで隠している感じ
猫がちょっとした恐怖心を感じてる時です。
鳥やネズミなど、自分より弱いものの前ではピンッと立つしっぽでも、自分より強そうな動物を目の当たりにした時、大きな音に吃驚した時などにシッポをクルンッと折りたたんで、オドオドしてしまいます。
このような時は、耳もキュンと額についています。
猫の恐怖心がとれるまでは、温かく見守っててあげましょう。